4月に小学校へ入学した男の子と1歳8ヶ月の男の子の二人の子持ちです。上の子が、2年前位から”どもり”が出始めて一時はマシになっていたのですが、ここ最近またひどくなって悩んでます。

 

普段友達と遊んでる時などはそんなに気にならないのですが、何か話をしようとする時に体を動かさないと言葉が出にくかったりします……最初の一文字が出にくくそれが出ると後はスムーズに話せます。

 

カウンセラーに行ったり保育所時代に先生に紹介頂いて耳鼻科にも連れて行きましたが、結果同じでその時に言われたのも「あせらず、ゆっくりと話をきいてあげていればきっと治るからと言われ、心がけたりしましたが、今に至ります。原因はわからないのですが、多分弟が生まれて環境が変わったりしたことが、原因ではないかとおもいます。本人は、気にすることもなく学校も楽しんで通っているのですが、大きくなるにつれて心配です。
何か治す良い方法はないですか??

( 29歳、女性、会社員)

 

 
◎孝子先生からのアドバイス◎

 幼児期のどもりに関しては、仮性吃音という判断なので、本人に意識をさせず、まわりにいる大人たちがゆっくり話し、しっかり話を聞いてあげれば治ると比較的どなたでもが言われますね。話し方を直したり、へんに励ましたりすると、余計に子どもは意識し、神経質にさせてしまいます。ですから、話し方の改善までしなくてもよいということです。

 

しかし、お母様を脅かすわけではありませんが、小学高学年になっても直らず、仮性吃音から真性吃音になり、話すことにコンプレックスを感じ、話すことが恐くなってしまうということがあります。そんなときは、カウンセリングをお勧め致します。そこで、声の出し方、呼吸法などの改善策を教えていただき、レッスンをされた方がよいでしょう。

 

さて、お子さんですが、小学1年という年齢ですので、そこまではまだされなくてもよいかと思われます。ご本人は、気にしていないということですので、幼児の時にご指導いただいたことをお続けになり、様子を見られてはいかがですか。また、どうしても気になるようでしたら、地域にある「ことばの教室」にご相談されてみてはいかがでしょう。学校内に設置され、専門の方がアドバイスしてくださるシステムがあります。貴校になくても、お近くの学校にあるかもしれませんので、学校の先生に伺ってみてください。

 

 

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斉藤孝子
さいとう たかこ
1963年生まれ。現在、 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。

1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載中。「幼児は表現の天才」(アドア出版)「母と子と先生と」(創教出版)「生き方の原理原則を教える道徳教育」(明治図書)などにも執筆。2児の母。