小学3年生の息子についてご相談したいのですが、夏休みの終わりから風邪で高熱が続き、新学期に入っても平熱に戻らなかった為、一週間お休みして第二週目から登校し始めました。
 

 

暑さもあり、体調はすぐれないままだったのですが、登校し始めた3日目から朝泣きながら登校していたらしく、4日目にはどうしても我慢できなかったのか、泣きながら「気持ち悪い」と言って登校せずに戻ってきてしまいました。


薬を飲ませて「良くなったら行こうね」といったのですが、良くならないというので休むことにしたら少し元気になってきたように感じました。
 

行事が大好きなはずなのに、2週間後にひかえた運動会も出たくないと言い出すし、今日も朝泣いて行きたがらなかったのですが、学校まで一緒に行けば大丈夫というので、連れて行きました。
 

帰りも迎えに来て欲しいと言います。今までにも何となく行きたくなくて「頭が痛い」と言ってはお休みをすることはあっても、一日だけでした。どう対処したらいいのか分かりません。続くようだったら病院にもかかりたいのですが、子供の場合はどこで診て頂けるのでしょうか。

 

(32歳、女性、専業主婦)

 
 

◎孝子先生からのアドバイス◎

 

その後、いかがですか。身体的な部分での具合いの悪さなのか、もしくは何か精神的な部分での具合いの悪さなのか…どちらにせよ、お子さんが、苦しみ悩んでいることは確かなことですね。
 

よく、「頭が痛い…お腹が痛い…」と言った時、それが身体的ではなく、心の病からくるものだと親が判断すると、「うそでしょ。頭が痛いわけないでしょう。」とか「お腹なんか痛くない。気のせいでしょう。」と言って、子どもの気持ちを無視してしまう方がいらっしゃいます。でも、子どもは、本当に痛くなるようです。それだけ、心の傷を負っているのです。
 

まずは、学校の先生に状況を話して、お話を聞くのが一番です。何か、見えてくるかもしれません。次には、小児科で、身体的な部分での診察を受け、見ていただいた上で相談されるのがいいでしょう。臨床心理の先生などをご紹介してくださるかもしれません。
 

最後に、何よりもお母さんがお子さんの心の窓口にいつもなってあげてくださいね。お子さんの気持ちを受け入れ、何かあったら、いつでも話せる心の窓をいつもあけてくださいね。お子さんは、そういう場所があるというだけで、安心していくものですので…。

 

お子さんが、元気に学校生活を楽しく過ごせるようになることを祈っています。

 

 

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斉藤孝子(さいとう たかこ)


1963年生まれ。現在、 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。

1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載中。「幼児は表現の天才」(アドア出版)「母と子と先生と」(創教出版)「生き方の原理原則を教える道徳教育」(明治図書)などにも執筆。2児の母。