2歳8ヶ月と8ヶ月の息子を持ちます。上の子に必要以上にイライラしてしまいます。ひっきりなしにしゃべるとうるさい、何かをうまくできなくてぐずっていると怒鳴りたくなります。 

子供はそういうものだから……と思い、やりすごそうと思っても、それが繰り返されると自分でも驚くほどきつい言葉、口調になっています。


主人は自分から育児を手伝うほうではないのですが、言えばやってくれるし、時折二人を見てくれて私一人で外出もさせてくれます。それなのに家にかえると結局イライラしている自分になっている自分がイヤなのです。
 

結局、上の子にやつあたりしているのだと思うのですが……。子供から離れたいと思ったりもしますが、でも、とくにやりたいことがあるわけでもないのです。


私がイライラしていると家全体がいやなムードになってしまうので、なんとかこの状態を抜け出したいのです。でも、自分のなにが不満なのか、どうしたいのかもはっきりしていないのです。こんなあやふやな相談でごめんなさい。なにか返事いただけますか?


(31歳、女性、専業主婦)

 

 

◎孝子先生からのアドバイス◎ 

 

なんとか抜け出したいと思っているお母さん。わかっているけれど、イライラは止められないというのが、本心ではないでしょうか。自己嫌悪に陥ってしまっているのではないかしら? 体力的にも大変な子育ての時期、精神的なゆとりがなくなってきているのかもしれませんね。
 

私は「ひっきりなしにしゃべるとうるさい、何かをうまくできなくてっていると怒鳴りたくなる」というお母さんの気持ちは、自然なことだと思いますよ。それは、感情だからです。感情って、その場その場でころころと変わり、落ちつかないものではないかしら。人間、誰でも持っていると思うのです。

 

でも、だからといって、お母さんがお子さんに愛情がなくなっているわけではないのです。お腹を痛めて、産まれてきた大切な我が子への愛情は、感情と違って、ころころと変わらないものでしょう。そこをしっかりといつも何かあった時は振り返って認識することが大切なことではないかしら。そう思うと、お子さんをいとおしく思えてくるものです。
 

さて、こういうイライラの時は、「気分転換」が絶対に必要。「お子さんが小さいからできない」のではなく、大変な時期だからこそリフレッシュが必要なんです。お子さんを時にには、お父さんに預けて、外出してみる…お子さんと離れてみると、また違う角度からお子さんを見つめることができますよ。イライラの毎日の現実から一時、離れてみたらどうかしら。幼児の1年は大人の10年、1年経てばお子さんは大きく成長しますから、今、この大切な時をがんばって子育てされてくださいね。
 

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斉藤孝子
さいとう たかこ

1963年生まれ。現在、 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。

1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載中。「幼児は表現の天才」(アドア出版)「母と子と先生と」(創教出版)「生き方の原理原則を教える道徳教育」(明治図書)などにも執筆。2児の母。