1歳9ヶ月の娘がいる27歳の主婦です。最近娘がよく泣くようになりました。

娘はテレビっ子でよくテレビを見ていたのですが、テレビが子供に与える影響を考えテレビは子供番組以外あまり見せないようにしたのですが、生活環境が変わったせいか、些細なことで泣くようになりました。

 

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危ないものを持っていてちょうだいと言ってもくれないのでとりあげると大泣きするのですが、泣き方がすごくヒステリックになります。10分以上泣いていて、他のことに興味を向けさせようとしても見ても聞いてくれません。
 

テレビを見せると泣きやむのですが、正直あまりテレビは見せたくありません。家の中で大泣きするのはいいのですが、外に出て大泣きすると、道路の上で寝っ転がって手がつけられなくなり、私も周りの目が気になり焦ってしまい、怒ってしまうこともあります。ヒステリックにならないようにするにはテレビを見せていたほうが良いのでしょうか?


(27歳、女性、専業主婦)

 


◎孝子先生からのアドバイス◎

 

ヒステリックにならないようにするために、テレビを見せていたほうが良いかという考え方は、一番楽で簡単なその場のみをおさえる方法ですよね。


一番大切なことは、泣いている子を泣き止ませることではなく、お子さんがなぜ、ヒステリックに泣いてしまうのかというに対しての原因を探ることだと思うのです。生活環境が変わったとありますが、テレビを見せなくしたから泣くようになったのでしょうか。


私はそうではないと思いますよ。お子さんの年齢は、「かんしゃく」を起こす時期なのです。2歳前後になると、多くのお子さんがかんしゃくと直面します。これは、悪いことではなく、自己主張ができるようになったという成長の証しでもあるのです。でも、自分をまだ、コントロールできないので、寝っ転がって泣いたりとしてしまうのでしょうね。


家の中で大泣きするのはいいのですが、外に出て大泣きすると、周りの目が気になり焦り、怒ってしまうというお母さんの気持ち、よくわかりますよ。すごくエネルギーを使いますよね。


しかし、怒ってしまっても、感情と感情のぶつかり合いでもっと激しくなっていってしまうでしょう。ここは、お母さんの根気と忍耐と愛ですね。
 

かんしゃくの時期は、自己主張する一方で、自立していく自分に不安がいっぱいの時期でもあります。「お母さんに守って欲しい、まだまだあかちゃんのままでいたい」という気持ちの揺れがあり、自分自身にイライラしてしまうのでしょうね。
 

お母さんの大きな暖かい愛が必要です。感情的に怒らずに、とにかく、抱っこして、気分転換を図る方法を考えましょう。その気分転換はいつもいつもテレビなのではなく、本を読んだり、大好きな遊びへと導いたり…と愛情をこめて接してくださいね。
 

すごく大変な時期! お母さん、がんばって。

 

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斉藤孝子 さいとう たかこ

1963年生まれ。 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。

1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載。
「幼児は表現の天才」(アドア出版)「母と子と先生と」(創教出版)「生き方の原理原則を教える道徳教育」(明治図書)などにも執筆。2児の母