良い口ぐせスパイラルと、悪い口ぐせスパイラル
マイナス言葉を口ぐせにしない3つの方法
最近、子どもに対し、マイナス言葉をかけがちだなと思ったら、この3つのことを心がけてみてください。
【方法1】7秒間、ただ「抱きしめる」
“くせ”になっているほどなので、なかなか直らないのが”口ぐせ”。イライラして子どもに当たりそうになったら、子どもをギュッと抱きしめてみましょう。
たった7秒間抱きしめるだけで、あなたの中に愛情を満たすホルモンが分泌され、心が落ち着いてきます。自然と子どもに対するマイナス言葉も減っていくので、寝る前や朝起きたときの習慣にするのがおすすめです。
【方法2】「ふくろうの法則」を思い出す
マイナス言葉が出そうになったら「ふくろうの法則」を実践してみましょう。ふくろうは英語でOWLと書きます。
その文字の順に、まず、子どもが今何を感じ、興味がどこにあるのかを観察(Observe)、次に、子どもが何を考え、どのように行動するのかを待ち(Wait)、子どもに問いかけ、子どもの話に耳を傾ける(Listen)。こうすると子どもの成長が見えて愛情が増し、マイナスの言葉が出てこなくなります。
【方法3】自分自身にも良い口ぐせを心がける
ついマイナス言葉を使ってしまうのは、あなた自身が、自分の子育てに自信を持てないからかもしれません。確かに子育てをしていればイライラしたり、感情的に怒ってしまったりして、落ち込むこともあるでしょう。
でも、子どもにとってはかけがえのないお母さんです。ですから、自信を持ち、「今のままの私で大丈夫。最高のお母さんなんだ」と自分に言い聞かせましょう。あなたもあなたのままでいいのです。