悪い言葉は子どもに伝染する
ネガティブな考えを排除し、できる思考を育てる
悪い言葉を口グセにしていると、見るもの、聞くもの、感じるものすべてをマイナスにとらえてしまいます。
そして、お子さんはお母さんのマイナス言葉を聞き、マイナス思考で物事に取り組んでしまいます。そんな思考では、いい結果が生まれるはずはありません。
みなさんもログセを意識することから始めてみていただきたいと思います。自分で自分の口グセがわからなければ、まわりに聞いてみるのも一つの方法です。
「悪い口グセがあったら直したいと思っているの。私、いつもどんなことを言っているかな?」と言えば教えてくれます。
悪い口グセが直ったら、次は「楽しい」「うれしい」「かわいい」など、ポジティブな言葉が口グセになるように意識してください。お母さんからステキな言葉を聞いた子どもは、きっと太陽のように明るく元気になり、それだけで多くの人から好かれることでしょう。
『12歳までに身につけたい「幸せな人づきあい」の習慣』(PHP研究所)
上手に人づきあいをするために、必要となる習慣とは? 話し方講師の池崎晴美さんが語ります。