家庭は子どもの心をつくる原点

岩立京子

子育てで家庭が担う3つの役割

子どもが出会う最初で最小の社会、それが家庭です。家庭には子どもの成長を促す、大切な役割があります。

(1)安心・安全な居場所

家庭の役割の中で最も基本的なことは、子どもの健康を願い、3度の食事を用意し、着るものを着せ、安心して眠れる安全な場所を提供することです。

これらは人間が生きるための基本的欲求で、家庭はこの欲求を満たす第一の場となります。

(2)愛情や信頼関係を育てる

家庭は、子どもをまるごと無条件に愛し、何かあったときに守る場所です。

愛され、守られているという実感を持つ子どもは、そうしてくれる家族に対して、同じような愛情や信頼感を寄せるようになります。

(3)価値やルールを伝える

家庭内であっても、気持ちよく暮らしていくためには、守らなければいけないルールや秩序があります。相互に配慮し、思いやり、時に自己コントロールすることの大切さを、その子の成長にふさわしい形で伝えていきます。