言ったら逆ギレ~ヘンな子の親もヘンなら望み薄
子育てに関する先輩ママのアドバイスをご紹介します。
※本稿は子育てネット著『こんな時どうする? 「子どもの友だち」「ママ友」づきあい』(PHP研究所)から一部抜粋・編集したものです。
子育てネット
子育てネットは、「私たちも何かできるはず」「私たちだからこそできることがある」と、平成元年に5人の女性によって結成。それぞれのメンバーが経験やホンネ、生活着としての視点を活かす「プロジェクトチーム」として、雑誌や単行本の出版活動などを行っている。
著書は、『お母さん次第でぐんぐん伸びる! 長男の育て方』(メイツ出版)、『男の子のなぞ!』『発達障がい児の子育て―ママたちが見つけた大切なこと―』(大和書房)、『3歳までの子育ての裏ワザ』(PHP研究所)等、多数。
私とは違う! 言ったら逆ギレ
モモコが幼稚園の年中から年長にかけてのこと。毎日、モモコはシホちゃんに腕をつねられると言う。
どうしてつねられたのか聞くと、「お絵描きをしているときに、お隣にいたシホちゃんが急につねった」とか「お弁当を食べているときに『卵をちょうだい』って言われて、『イヤ』って言ったらつねった」とか、それだけでつねるのかと、どうも釈然としない理由ばかり。
けれども、あまりに毎日続くので、ついに勇気を振り絞ってシホちゃんの家に電話をした。
「シホちゃんが、毎日うちの子をつねるみたいなんです。ちょっと様子を聞いて、やめるように言ってくれないかしら」
すると、翌日、シホちゃんのママから「うちの子はオタクの子がいじめるからやったと言っている。お互い様なら親が口出しをすることないと思うわ」とキレられ、ギャフン。
けれども、確かに子どもの話だけでは不確かなので、幼稚園の先生に相談した。すると、「実はシホちゃんは、だれかれかまわずつねるので、私からも親御さんに注意していました。
誰にでもつねるので、モモコちゃんが、毎日つねられているとは気づきませんでした。今後も気をつけます」だって。シホちゃんのママの言ったことって、なんだったの?