「1年後の今日は何曜日?」が5秒でわかる! 算数が面白くなる裏ワザ
来年の今日は何曜日?実は、カレンダーを見なくても、簡単な計算でわかるんです。子どもが喜ぶ算数の裏ワザを、『東大式すごワザ!計算ドリル』よりご紹介します。
※本稿は、永田耕作著、西岡壱誠監修『東大式すごワザ!計算ドリル』(実務教育出版)から一部抜粋・編集したものです。
曜日あて算
とつぜんですが、カレンダーを見ないで、1年後の今日が何曜日かわかりますか?
「カレンダーを見ないとわかるわけないよ!」と思ったかも知ませんが、実はカレンダーで調べなくても、過去と未来の曜日がわかる「すごワザ」があるのです。
たとえば、今日が9月3日(水曜日)だった場合で考えてみましょう。
今日から7日後、つまり1週間後の10日は、同じ水曜日になりますね。2週間後(14日後 )の17日も、3週間後(21日後)の24日も、同じく水曜日です。
この、今日から7の倍数の日は、必ず同じ曜日になる、ということを使って、計算すればいいのです。
ではさっそく1年後の今日は何曜日になるのかを考えてみましょう。まず1年は何週間あるのか計算してみましょう。1年は365日なので、365を7で割ればいいので、「365÷7=52あまり1」、つまり1年は52週間と1日だとわかります。つまり、1年後の今日は「52週間と1日後 」なので、水曜日の1日後である「木曜日」が答えになるのです。
ちなみに、1年の長さが1日多い366日になる「うるう年」という年が4年に1度あります。西暦が4の倍数になる年なので、次は2028年ということですね。もしも、今年がうるう年だった場合は、「52週間と2日後」になるので、水曜日の2日後である「金曜日」が答えになります。
【すごワザまとめ】
未来の曜日は、今日を基準に何週間と何日後かを考えるのがコツ!
練習問題
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