「24×35」が秒で解ける! 東大生が教える“2けた×2けた”のすごワザ
「24×35」のような2けた×2けたの掛け算、パッと見ただけで面倒に感じる人も多いはず。でも、“10つくりゲーム ”の計算法を使えば、驚くほどカンタンに解けるかもしれません!
計算が苦手な子にも知ってほしい裏ワザを、『東大式すごワザ!計算ドリル』よりご紹介します。
※本稿は、永田耕作著、西岡壱誠監修『東大式すごワザ!計算ドリル』(実務教育出版)から一部抜粋・編集したものです。
10つくりゲーム
続いてはこの問題、みなさんはどのように計算しますか?
「あと1つ算ざん」とは違って、キリのいい数字はふくまれていません。
さすがにこれは筆算するしかないか…と思った人も多いでしょう。
でも実は、この問題も、なれればたった5 秒で暗算できるすごワザがあるんです!
「24」と「35」それぞれを、小ちいさな数のかけ算に分解してみましょう。コツは、「10の倍数」になる数の組み合わせをつくることです。
「24」のように、1の位くらいが偶数(2、4、6、8…)である数字は、2の倍数になります。
そして、「35」のように、1の位くらいが0か5の数字は5の倍数になります。この2つの数のかけ算は、必ず10の倍数になります。
このように、かければ「10」になる数を分解して取り出すと、ステップ2のように計算がすごく楽になります。
10の倍数になる数の組み合わせを見つけて、分解して10を取り出しておこう、というのが今回のすごワザ「10つくりゲーム」です! ぜひ使つかってみましょう!
【すごワザまとめ】
大きい数を分解し、2の倍数と5の倍数のかけ算ざんで「10」になる式をつくろう!
練習問題
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