叱るのは逆効果? 嫌がる子どもにスムーズに歯磨きをさせる方法
生後半年を過ぎて乳歯が生えてくる頃になると、そろそろ歯磨きをするタイミングです。「まだ母乳やミルクしか飲んでいない」と思っていても、ミルクのカスなどから虫歯の原因菌が繁殖することも。その内抜けてしまう乳歯とはいえ、虫歯になってしまうと将来生えてくる永久歯にも影響を与える可能性があります。そのためしっかりと磨いてあげたいところですが、「子どもが歯磨きを嫌がって逃げてしまう」と悩んでいる人も多いよう。
子どもが嫌がらずきちんと歯磨きをしてあげるには、一体どうすればいいのでしょうか。さいたま市の認可保育園「大宮みちのこ保育園」の園長・長澤佐知江先生のコメントも交えながら紹介していきましょう。
子どもの歯磨きは「優しく」が重要
小さな子どもが歯磨きを嫌がる原因はいくつかあります。まず1つ目は、「口の中を触られるのが不快」「歯磨きをする力が強くて痛い」というもの。普通に磨いているつもりでも、大人の力は子どもにとって思っているよりも強い可能性があります。