「わかっているけれど決断できない」普通級と支援級で揺れたママの最終的な選択(もしかしてうちの子、発達障害!? 第17話)
私は、3人の子ども(小学3年生の男の子・年長の女の子・年少の男の子)を育てる保育士ライターです。小学3年生の長男は軽度発達障害で、今は支援級に在籍しています。 今回は、普通級と支援級どちらにするか決断した時の体験についてお伝えします。(連載「もしかしてうちの子、発達障害!?」第17回、写真はすべてイメージです)
支援級の方がいいのはわかっているけど…
12月に入る頃、小学校からは年末、遅くとも年明けには進路を返答してほしいと言われていました。「長男にとっては支援級の方がいいのでは」という思いの反面「もしかしたら普通級で過ごせるかもしれない」「できる限り普通級で…」という気持ちがありました。
以前、放課後等デイサービスへ見学に行った際の助言を参考に、長男に直接聞いてみることにしました。
「〇〇くんと△△くん(同じ小学校に入学する友だち)は、たくさんの人たちと一緒に勉強するクラスに行くと思うんだけど、お友だちと一緒に勉強したい?」
「それなら、すごく勉強を頑張らないといけないよ。パソコンがあった部屋(支援級)は、わからない勉強をゆっくり教えてくれるけど、〇〇くんと△△くんは一緒じゃないんだ。どっちの部屋で勉強したい?」
長男の答えは