注射拒否する男児の“本当の理由“見抜き・・・小児科で患者の負担減らす「CLS」という仕事【チャイルドリリーバー①】
小児科での受診は、子ども本人はもちろん、親や医師にとっても大変なことが多いもの。
注射を嫌がって長時間粘ったり、検査がスムーズに進まないこともありますよね。
そんな治療の場面で起きる“大変な出来事“をサポートする、「CLS(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)」という職業があるのをご存じでしょうか?
日本ではまだ50人しかいないCLSの仕事を垣間見られる漫画、『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん』を、全3回に分けてお届けします。
※本稿は、遊木哉吉(著),天野香菜絵 (取材原案),北岡寛己 (医療監修)『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん (1)』(コアミックス)より一部抜粋、編集したものです。
男の子が注射拒否した本当の理由は?
遊木哉吉 (著),天野香菜絵 (取材原案),北岡寛己 (医療監修)『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん (1)』(コアミックス)
宇左木こども病院で働く研修医・鮫島琥珀。「子どもを笑顔にしたい」という想いから小児科医を志したが、こども病院は、どこもかしこも泣き顔だらけ。当たり前だが、病院では今の笑顔ではなく、完治という未来の笑顔が最優先されてしまう。そんな現場で未だ子ども達の〝今の笑顔〟を諦められない鮫島は、ある日、子どもの心のケアの専門職チャイルド・ライフ・スペシャリストの時田しおに出会い…。対話の巧者によるハートフル医療物語開幕!!