このままだと手術に…虫垂炎の5歳が「いたくない」と嘘をついた理由【チャイルドリリーバー⑤】

遊木哉吉(著),天野香菜絵 (取材原案),北岡寛己 (医療監修)

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虫垂炎で入院中の5歳の優陽くん。検査の結果が思わしくなく、このまま改善しなければ手術をすることに。しかし、優陽くんは「もういたくない」と、大人たちに嘘をつきます。その本当の理由とは?

『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん』の第2話を、全3回に分けてお届けします。

※本稿は、遊木哉吉(著),天野香菜絵 (取材原案),北岡寛己 (医療監修)『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん (1)』(コアミックス)より一部抜粋、編集したものです。

「ボク いつたいいんできるの?」











©遊木哉吉/コアミックス

チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん

遊木哉吉 (著),天野香菜絵 (取材原案),北岡寛己 (医療監修)『チャイルドリリーバー 宇左木こども病院の時田さん (1)』(コアミックス)

宇左木こども病院で働く研修医・鮫島琥珀。「子どもを笑顔にしたい」という想いから小児科医を志したが、こども病院は、どこもかしこも泣き顔だらけ。当たり前だが、病院では今の笑顔ではなく、完治という未来の笑顔が最優先されてしまう。そんな現場で未だ子ども達の〝今の笑顔〟を諦められない鮫島は、ある日、子どもの心のケアの専門職チャイルド・ライフ・スペシャリストの時田しおに出会い…。対話の巧者によるハートフル医療物語開幕!!