東大生には「ビビり」が多い?勉強の計画に“予備日”を用意する理由

西岡壱誠
2025.11.20 17:32 2025.11.27 07:00

勉強に悩む

どれだけ丁寧にスケジュールを組んでも、突発的な出来事や思わぬつまずきで、あっという間に崩れてしまうことも。重要なのは、計画が崩れた時に備えておく事だと西岡壱誠さんは語ります。西岡さんの著書より、東大生が実践する賢い計画の立て方をご紹介します。

※本稿は、西岡壱誠著『マンガでわかる東大勉強法 増補版』(幻冬舎)より一部抜粋、編集したものです。

何事も計画通りにはいかない

みなさんの中には、「計画って、いつも達成できないんだよね」「最初は計画通りにいくんだけど、だんだん苦しくなって、最終的には崩れてしまう……」という人もいるでしょう。

非常によくわかります。計画通りにスケジュールを進めるのはなかなか難しいものですよね。無理をして体を壊してしまうことだってあると思います。

そこで、一つ覚えておいてほしいことがあります。それは、「すべての物事は、計画通りにいくわけがない」ということ。「計画は、崩れるもの」なのです。

西岡壱誠

西岡壱誠

東大生作家。1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも2浪し、3年目から勉強法を見直して偏差値70、東大模試で全国4位となり東大合格を果たす。東大入学後、『ドラゴン桜2』(講談社)の編集、TBSドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」の脚本監修を担当。2020年には株式会社カルペ・ディエムを設立し、全国の高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施して高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師への指導法のコンサルティングを行っている。

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マンガでわかる東大勉強法 増補版

西岡壱誠著『マンガでわかる東大勉強法 増補版』(幻冬舎)

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公立高校1年生の森島は、勉強が苦手で部活も中途半端な日々。しかし、あることがきっかけで東大を目指すことに。同じ志をもつ仲間たちと過ごすなかで、勉強に取り組む姿勢や成績が変わっていき――。マンガと具体的な勉強法の解説が交互にあるので、テンポよく読み進めることができます。

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