無痛分娩のはずが「あれ、麻酔入れなかったの?」医師の一言に戸惑い…初産で起きたトラブル

斎田史帆

30代の斎田史帆さんは初出産からまもなく1年。「出産は痛いもの」というイメージしか持っていなかった斎田さんは、少しでも痛みが軽減されることを期待して無痛分娩を選択したそうです。この記事では、そんな斎田さんの出産に至るまでの経緯や、出産時の出来事などについて、リアルな体験をお伝えします。

(筆者コメント)※本記事は筆者の出産体験をもとに執筆しています。ここで書かれていることはあくまで一個人の体験談として読んでいただけたら嬉しいです。

無痛分娩について伝えたはずなのに…

無痛分娩ができる産院を選んだ私は、大船に乗ったような気持ちで妊娠生活を過ごしていました。
出産に対する漠然とした不安はあるものの、無痛分娩にできるのだから、自然分娩や帝王切開となった人と比べれば身体的な負担は少なく済むだろうと考えていました。

しかし、最初は1か月に一度だった妊婦健診が2週間おきとなり、ついに週に1回となった頃、事件が起きたのです。