乳がんの手術より不安だった「夫のワンオペ育児」 1歳児を残し入院する42歳ママの心配とパパの覚悟(42歳の新米ママ「子育て修行中」第15話)

千代田橋そあ
2025.12.02 16:09 2025.12.03 19:00

病院の診察室(写真はイメージ)

私は2024年10月に42歳で第一子となる女の子を出産しました。 超高齢での出産を経ての子育ては不安、戸惑い、そして喜びの連続です。 気がつけば、娘はぐんぐん成長し、早くも1歳に。一方の私はまだまだ頼りない半人前の親。この慌ただしい修行のような日々のさなか、今度は私を襲う病魔が発覚!? 我が家の子育ては新たな局面を迎えました。 (連載「42歳の新米ママ「子育て修行中」0歳児と親歴0年の成長記録」第15話)

浸潤性小葉がんの診断確定

クリニックでがん細胞をとって調べるという「マンモトーム生検」という検査を受け(これが痛かった…)、2週間後、浸潤性小葉がんということがわかりました。

小葉とは、乳管ではなく、母乳をつくる小さい組織で、パラパラと存在しているため塊にならず、発見がしにくいとのこと。

ちなみに、前年は妊娠中のため乳がん検診を受けられなかったのですが、その前の年までは毎年健康診断でエコーによる乳がん検診を受けていましたし、専門クリニックに行って検査を受けることもありました。

クリニックでは4センチ程度と言われていたので、それくらいになるには数年かかるはず。それまでの検診で見過ごされていたのは小葉がんで見つけにくかったせいかもしれません。

また、今回がんが発覚した右胸は、

千代田橋そあ

千代田橋そあ

東京都内のIT企業勤務。仕事に飲みにと楽しく過ごしていたら気がつけば30代も終盤に。不妊治療を経て第一子を出産。子育てに奮闘中。