中学受験に落ちた子に親が本当に伝えるべき言葉とは? 避けるべき4つのNG

中学受験で不合格の通知を受けた時、親としてどんな言葉をかければよいのでしょうか。「大丈夫」「頑張ったから」という励ましが、かえって子どもを傷つけることもあります。
元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、不合格を伝える時の正しい声かけを解説。避けるべき言葉、感情を受け止める伝え方、努力の過程を認める方法まで、子どもの心に寄り添う具体的な言葉をご紹介します。
最初の一言が子どもの心を決める
ある母親は、娘が不合格だとわかった時、とっさにこう言ってしまいました。「大丈夫よ、公立でも頑張れば良い大学に行けるから」。しかし、娘は母親を見て、涙を流しながらこう言ったそうです。「お母さんは結局、私じゃなくて大学のことしか考えてないんだね」。
子どもが最も必要としているのは、結果についての評価ではなく、感情を受け止めてもらうことです。「大丈夫」という言葉は、一見優しく聞こえますが、子どもの悲しみを否定してしまうことがあります。
では、どのような言葉をかければよいのでしょうか。






























