元教員が教える「子どもがいじめられている15のサイン」

多くの子どもは、いじめられていることを親に言いません。「心配をかけたくない」「言ってももっとひどくなる」。様々な理由で一人で抱え込んでしまいます。
元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、いじめの15のサインを解説。身体の変化、感情の変化、学校や友達に関する変化、持ち物や金銭の変化、デジタル機器の使い方の変化まで、親が見逃してはいけない子どものSOSをご紹介します。
身体に現れるサイン

1つ目のサインは、説明のつかないケガやあざが頻繁にあることです。子どもが「転んだ」「ぶつけた」と説明しても、あまりに頻繁な場合は注意が必要です。特に、腕の内側や太ももなど、通常の遊びではケガしにくい場所にアザがある場合は要注意です。
2つ目のサインは、学校に行く前や行こうとする時に体調不良を訴えることです。中学1年生の娘を持つ母親は、娘が毎朝「お腹が痛い」と言うようになったことに気づきました。病院で検査をしても異常は見つかりませんでした。心因性の腹痛ではないかと医師に言われ、娘に学校のことを尋ねると、






























