日本人がつい言ってしまう「お疲れさま」「がんばって」 英語に学ぶポジティブな言い換え【ゆる英語子育て⑥】

大井ミサコ
2025.12.22 17:46 2025.12.24 11:50

クリスマスのイラスト

アメリカ人の夫、4人の子どもたちと共に、日本で暮らすライターの大井ミサコさん。ある日、幼稚園のクリスマス会を無事終えた次男くんに、ミサコさんは「お疲れさま」と声をかけます。そこで、次男君から返ってきた意外な一言とは……?

日本人ならではの「つい言ってしまう一言」と、英語に学ぶ言い換えのヒントを深掘りします。

つい口にしてしまう「お疲れさま」

クリスマスリース

先日、次男(4歳年少)の幼稚園でクリスマス会があった。1カ月ほど前から練習していた劇と合唱、合奏を保護者の前で披露する、1時間超の大舞台。年少クラスにとっては初めての経験だ。みんな、とてもよくやっていた。恥ずかしがってステージに出てこない子もいれば、余裕の笑みで保護者席に手を振る子もいて、それぞれの子の個性が光っていた。我が子はといえば終始ニコニコ笑顔で歌い踊っており、楽しそうな様子に胸をなでおろしたのだった。

さて、クリスマス会終了後。あんなに長時間笑顔でステージに立ち、さぞかし疲れただろうと思って、私はこう出迎えた。

「〇〇くん、お疲れさま。よくがんばったね」

ところが、次男の返答はこうだった。

大井ミサコ

大井ミサコ

1986年長野県生まれ。大阪大学文学部卒業(専攻は英語学)。書籍編集者を経て、現在はライター・翻訳業に従事。夫と4人の子どもと共に長野県在住。

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