自己肯定感の高い子の親がしている声がけ 教師経験から見えた5つの共通点

熱海康太

子どもの自己肯定感を育てるには、どうすればよいのでしょうか。元公立学校教員で多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「自己肯定感は日常の小さな積み重ねで育つ。親の言葉がけや接し方が大きく影響する」と語ります。

成果だけを褒めるのではなく、プロセスを認めることが重要です。熱海さんが教える、自己肯定感を育てる5つの方法とは――。

自己肯定感とは「自分を肯定できる力」

自己肯定感とは、「自分は価値のある存在だ」「自分は愛されている」と感じられる力のことです。この感覚は、子どもの人生において非常に重要な役割を果たします。

自己肯定感が高い子どもは、困難に直面しても「自分ならできる」と前向きに挑戦できます。一方、自己肯定感が低い子どもは、失敗を恐れて挑戦を避けたり、自分を責めすぎたりしてしまいます。

自己肯定感は、生まれつきの性格ではなく、日常の積み重ねで育っていくものです。親の言葉がけや接し方が、子どもの自己肯定感に大きく影響します。

方法1 結果ではなくプロセスを褒める

子どもを褒めるとき、多くの親は「テストで100点を取った」「かけっこで1位になった」といった結果を褒めがちです。しかし、結果だけを褒めると、子どもは「結果を出さなければ価値がない」と感じてしまいます。

大切なのは、結果に至るまでの