注意欠如・多動症の子どもへの対応は? 元教員が教えるADHDの子との「3つの接し方」

熱海康太
2026.01.09 23:15 2026.01.11 19:00

親の話を聞く子ども

ADHD(注意欠如・多動症)の子どもへの接し方に悩む親は少なくありません。元公立学校教員で多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「ADHDの子どもは『困った子』ではなく『困っている子』。特性を理解し、適切にサポートすることが大切」と語ります。

叱るだけでは改善しないどころか、自己肯定感を傷つけてしまうことも。熱海さんが教える、接し方で気をつけるべき3つのポイントとは――。

ADHDは「困った子」ではなく「困っている子」

勉強をする親子

ADHD(注意欠如・多動症)の子どもは、「落ち着きがない」「忘れ物が多い」「集中できない」といった特性を持っています。こうした行動は、親や教師から「困った子」と見られがちです。

しかし、本人は決してわざとやっているわけではありません。脳の特性上、注意をコントロールすることや、衝動を抑えることが難しいのです。つまり、ADHDの子どもは

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi