「勉強しなさい」を言わずに、勉強する子になる接し方 教師が教える親ができる3つのこと

熱海康太
2026.01.09 23:20 2026.01.12 19:00

勉強をする子ども

「勉強しなさい」と言っても、子どもが勉強に向かわない。多くの親が抱えるこの悩みに、元公立学校教員で多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「勉強嫌いには必ず理由がある。無理に強制するのではなく、その理由を理解することが大切」と語ります。叱るだけでは勉強嫌いは加速するばかり。熱海さんが教える、勉強嫌いな子どもに親ができることとは――。

「勉強しなさい」は逆効果

走る子どもたち

「勉強しなさい」と何度言っても、子どもが勉強に向かわない。多くの親が経験する悩みです。

しかし、「勉強しなさい」という言葉は、実は逆効果になることが多いのです。子どもは命令されることで、勉強に対する抵抗感を強めてしまいます。

勉強嫌いな子どもを変えるには、まず「なぜ勉強が嫌いなのか」という理由を理解することが大切です。

勉強が嫌いな理由1 勉強の意味が分からない

多くの子どもは、「なんで勉強しなきゃいけないの?」という疑問を持っています。大人にとっては当たり前のことでも、子どもには勉強の意味が見えていないのです。

「将来のため」「いい大学に入るため」といった抽象的な理由では、子どもには響きません。もっと身近で具体的な意味を伝えることが大切です。

たとえば、

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi