オンラインゲーム課金でトラブル続出! 子どもが保護者のクレカを無断使用したら支払いは必要?

小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)
2025.12.18 17:02 2026.01.13 19:30
ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑
©Keiko Fujimoto
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オンラインゲームの課金をめぐって、トラブルになることは少なくありません。スマホやタブレットに登録された保護者のクレジットカードを子どもが無断で使ってしまった場合、その支払いはどうなるのでしょうか。

子どものちょっとした行動が、じつは法を犯しているかもしれない…書籍『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』より、具体的な事例と共に、身近な法律の知識をご紹介します。


※本稿は、『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』(小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)/金の星社)から一部抜粋・編集したものです。
※金の星社の承諾を得ています。

クレジットカードで課金し放題!

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑
©Daruma Komame

クレジットカードは、契約者ではない人が使うと、詐欺罪になる。

「刑法第246条第1項」では、お金やものをだまし取ると、罪になると決められているよ。

勝手に使ったら詐欺罪

ゲームコントローラーと子どもの手

クレジットカードは、カードを契約した人だけが使えるものなので、別人が契約者のふりをして使った場合、詐欺罪に問われます。ただし、家族のカードを別の家族が使った場合は、詐欺罪にはあたらないことがほとんどです。

しかし、罪に問われないからといって、スマホやタブレットに登録されているカードの情報を、契約者である保護者や家族に無断で使うのは絶対にやめましょう。とくに、子どもにも身近なオンラインゲームでは、ゲームをより楽しむために課金が必要なことがよくあります。課金をする際のルールについて、家族でよく話し合って決めておきましょう。

子どもが保護者のカードを勝手に使ったら?

未成年の子どもが、保護者のクレジットカードを勝手に使って買い物をすると、保護者は代金を支はらわなくてはなりません。保護者には未成年の子を監督する義務があり、その子がしたことに対して責任があるからです。絶対に保護者の許可なくクレジットカードを使ってはいけません。

小島洋祐

開成高校・中央大学法学部法律学科卒業。2年間の最高裁判所司法研修所、司法修習生(22期)を経て、昭和45年に弁護士登録、東京弁護士会所属。東京弁護士会常議員、日弁連代議員。法務省、人権擁護委員を2期(6年)務め、その後、港区教育委員会教育委員を5期(18年、うち教育委員長5回)、都市計画審議会審議委員2期(6年)。港区社会福祉協議会理事、東京都後期高齢者医療広域連合の個人情報保護等審議会及び行政不服審査会の各委員等。

小豆だるま

山形県出身。明治大学文学部卒業。高校の国語教員を経て、2000年よりマンガ家・イラストレーターとして活動。書籍・web・広告など、様々な媒体で活躍している。
一児の母。趣味は読書。特技はほら貝。ペットはゼニガメの「ゼニたろう」。
基本的にはマイペースで牧歌的な人間だが、時に突拍子もないチャレンジ精神を見せたりする。

https://www.komamedaruma.com

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』(小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)/金の星社)

子どものちょっとした行動が、じつは法を犯しているかもしれない。冒険心で、あるいはいたずら心でやってしまいそうな行動から、明らかなNG行動まで、言われないと気づけない違法行為の数々を紹介。法律を身近に感じられる楽しい一冊。
※2024年刊行『それ犯罪かもしれない図鑑』のソフトカバー版です。家庭でも楽しみやすいサイズになりました。