「そろそろ帰るよ」が通用しない3歳児に、5分で遊びをやめさせる裏技

伊藤美佳(著),まなえ(著)
2026.01.05 15:24 2026.01.20 11:50

砂遊びする3歳の園児

「そろそろ帰るよ」と声をかけても、子どもはまるで聞いていないかのよう……。
そんな状況に悩むのは、2、3歳の子を育てる親にとって“あるある”ではないでしょうか。

けれど実は、やり方を少し工夫するだけで、驚くほどスムーズに子どもが切り替えられるコツがあります。
今日から実践できる方法を、『モンテッソーリ式 ママの心がラクになる 子育ての本』より一部抜粋して紹介します。

本稿は、伊藤美佳(著),まなえ(著)『モンテッソーリ式 ママの心がラクになる 子育ての本』(ビジネス社)より一部抜粋、編集したものです。

時間になっても全然動いてくれない…

ブランコに乗る子ども

Q.遊びに夢中になると、なかなか次の行動に移せません…

A.「あと5分ね」と伝えて一緒に盛り上がると、その時間で切り上げられます!

2~3歳のお子さんを育てているママから、よくこんな声を聞きます。

「時間になっても全然動いてくれなくて……」

これ、実は小さな子どもにとっては“あるある“なんです。というのも、この年齢の子って「先の見通しを立てて行動する」ことが、まだ難しい時期なんですよね。

なぜかというと、頭の中で“これから起こること“をイメージできないから。

これから起こることが考えられないと、なかなか次の行動に移せないんです。

そこで、時間になったからと急に「もう帰ろう」と伝えるのではなく、あらかじめ「あと5分で帰ろうね」などと言い聞かせておくのは役に立ちます。

もちろん、だからといって5分後に「時間だよ、帰ろう」と伝えても、遊びに夢中になっている子どもが素直に従ってくれるとは限りません。 そこで、「あと5分」のテクニックがあります!

遊びの世界に大人が入って最後の5分を楽しむ

草原を歩く親子

子どもに「あと5分で帰ろうね」と伝えたら、子どもが今夢中になっている“遊びの世界“に親も入り込み、「わぁ! 楽しいね」って、一緒になって大いに盛り上げるんです!

こうして最後の5分を楽しんだら、子どもは満足して時間通りに切り上げてくれますよ。ぜひ、試してみてくださいね!

 

まなえ

まなえ

寝かしつけの方法、授乳の仕方やミルクの量。育児記録アプリなどにこだわりすぎて、数字で育児していた過去。当時はネットの情報に振り回され、自己肯定感を失う。「モンテッソーリ教育×ハーバード式」の子育てを学び、子どもの個性や才能を伸ばす関わり方で、ありのままを認められる自己肯定感の高い子どもたちを育てるため活動。これまでサポートを行った保護者の人数は1200名を超える。「人生が180度変わった!」「子育てがラクになり、家族に笑顔が増えた!」などの感想が毎日のように届くように。「ママが子育てだけでなく、自分の人生も楽しむことこそが、子育てがうまくいくコツである」という信念から、ママたちに寄り添いながら人生を応援する活動を行っている。著書に、『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの心が見える本』(Gakken、伊藤美佳氏との共著)がある。

伊藤美佳

伊藤美佳

0歳から天才を育てる乳幼児親子教室「輝きベビーアカデミー」代表理事。幼稚園教諭1級免許。日本モンテッソーリ協会教員免許。保育士国家資格。小学校英語教員免許。NPO法人ハートフルコミュニケーションハートフル認定コーチ。サンタフェNLP/発達心理学協会・ICNLPプラクティショナー。日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー。幼稚園・保育園、スクールで28年間、2万人以上の子どもたちと関わってきた。自身の子どもがモンテッソーリ教育の幼稚園ですばらしい成長を遂げたことに感銘を受け、モンテッソーリ教師の資格を取得。

Instagram:@mika_itoh

モンテッソーリ式 ママの心がラクになる子育ての本

伊藤美佳(著),まなえ(著)『モンテッソーリ式 ママの心がラクになる 子育ての本』(ビジネス社)

子育て中の「もう大変!」がラクになるヒントをお教えします。

子どもの躾は難しいものです。ガミガミ叱りすぎはよくないし、かといって、子どもが何をしても見守るだけというのも、聞き分けのない子どもになりそうで不安ですね。
そこで本書では、子どもの自主性を大切にする「モンテッソーリ教育」に基づきながら、「こんなときは、どうすればいいの?」というママやパパのお悩みに答えていきます。