親友が他の子と仲良くなり、自分から離れていく…小5男子が立ち直った父親の声かけ

熱海康太

親友が他の友達と仲良くなり、自分から離れていく。「もう友達だと思われていないのかな」と悩む我が子に、親はどう声をかければよいのか。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「友情の変化は自然なこと。独占ではなく、複数の友達関係を築く機会」と語ります。つらさに共感しながら、新しい視点を与える声かけを解説します。

「K君は、もう僕のことを友達だと思ってないのかな」

小学5年生のN君は、最近元気がありません。理由を聞くと、「K君が、最近M君とばっかり遊んでる」と言いました。K君とN君は、1年生からずっと一緒に遊んできた親友同士でした。

ところが、最近転校してきたM君と、K君がとても仲良くなったのです。休み時間も、放課後も、K君はM君と一緒。N君が声をかけても、「今日はM君と約束してるから」と断られることが増えました。

「K君は、もう僕のことを友達だと思ってないのかな。M君の方が好きなのかな」。

友情の変化は、子どもにとって大きな心の痛みです。親は、どう声をかければよいのでしょうか。