人前に立つと頭が真っ白になる小4娘…「大丈夫」と励まし続けた母親が知った真実

熱海康太
2026.02.19 22:33 2026.02.20 19:00

不安そうな小学生の女の子

人前に立つと頭が真っ白になり、何も話せなくなってしまう我が子。「大丈夫、次は頑張ろう」と励ましても、表情は暗いまま。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「『大丈夫』という言葉が、不安を抱える子にとって重圧になることがある」と語ります。共感と「完璧でなくていい」という幅を持たせる対応を解説します。

「全然大丈夫じゃない。できないんだもん」

落ち込む小学生の女の子

小学4年生のH子さんは、音読の発表の時、頭が真っ白になりました。練習では完璧に読めていたのに、クラスメイトの前に立つと、最初の一文字も出てきません。顔が真っ赤になり、手が震え、結局先生に「席に戻っていいよ」と言われてしまいました。

母親は「大丈夫、次は頑張ろう」「練習すれば絶対できるよ」「みんな失敗してるから、気にしなくていいよ」と励ましました。でも、H子さんの表情は暗いままでした。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi