テスト50点台だった小5の成績が伸びた理由 「やればできる子」が本当に動き出したきっかけとは?
興味のあることはすぐ覚えるのに、テストはいつも低い点数。「やればできるのに、なぜやらないの」と悩む親は少なくありません。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「『やればできる』は呪いの言葉。足りないのは能力ではなく、やり方」と語ります。「一緒にやろう」から始め、成功体験を積む対応を解説します。
「やればできる子なんですけどね」と言われ続けた
小学5年生のM君のテストを見た母親は、ため息をつきました。また、50点台です。でも、母親は知っています。M君は頭が悪いわけではありません。興味のあることは、すぐに覚えます。歴史のマンガを読めば、登場人物の名前も年号も、一度で覚えてしまいます。
それなのに、学校のテストはいつも低い点数。宿題もやらない、授業も集中していない。先生からも「M君は、やればできる子なんですけどね」と言われます。
母親は、M君に何度も言いました。「やればできるんだから、ちゃんとやりなさい」。でも、M君は「わかってる」と答えるだけで、何も変わりませんでした。
ある日、母親は教育相談を受けました。そこで言われたのは、