100円ショップで揃う防災グッズ 子どもがいる家庭の防災バッグの中身

荒木健太郎
2026.02.26 11:57 2026.03.02 11:50

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防災バッグ、準備していますか? 「防災用品は高そう」「何からそろえればいいのかわからない」――そんな不安を感じている家庭も少なくないのではないでしょうか? 

実は、身近な100円ショップにも、いざというときに役立つ防災グッズが数多く揃っています。
携帯トイレやライト、衛生用品など、備えておきたいアイテムを、手軽に準備することができます。

家族構成に合わせた防災バッグの中身と、持ち出しやすくする工夫を、この機会に親子で一緒に見直してみませんか。

※本記事は荒木健太郎著『すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。

防災バッグ、何を入れる?

みなさんは、自宅に防災バッグを準備していますか? 災害時に持ち出すときのために、何があったら便利か考えてみました。

まずは飲料水と食品です。食品は塩や缶切り不要の魚の缶詰め、魚肉ソーセージなどがおすすめ。日用品では筆記用具やノート、衣類、タオル、ゴミ袋、スマホ充電器とモバイルバッテリーのほか、避難所で使うスリッパや耳栓も役立ちます。

救急セットや携帯トイレ、保温シートに雨具なども要チェック。避難所で遊ぶおもちゃは、トランプや折り紙など音の出ないものを選びましょう。女性なら生理用品、家族構成によってはおむつなどの乳幼児用品なども。

防災グッズの画像3


バッグには重いものを肩の近くの上、軽いものを下に詰めると持ち運びのときに負担が減ります。避難前にはマイナンバーカードなどを持てるといいですが、緊急時は避難を優先してください。

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防災バッグには、自分に必要なものを選んで入れましょう。これを読んだみなさんは、この機会に中身を点検してみて。

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100円ショップは防災グッズの宝庫!

「防災用品って揃えるのが大変そうだし高そう」と思われている人に朗報です。100 円ショップにも防災グッズがたくさん売られているのです。

たとえば携帯トイレです。車やカバンなどにも常備すると安心。停電に備えてヘッドライトやネックライトと電池も入手できます。飴やグミ、ようかんなど、栄養価が高く長持ちするお菓子も備蓄向きです。

除菌シートや歯磨きシート、マスクやウェッティッシュなどの衛生グッズも、防災バッグや普段使うカバンに入れて持ち運べます。

カイロやブランケットなど寒さ対策に便利なアイテムも豊富 。軍手なども避難するときに持っていきたいです。

救急セットは普段から使えますし、給水バッグは断水時にあると安心。そして電池なしで太陽光だけで使えるソーラーライトは、通常時でも使えますよね。

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これらのほかにも、多くの便利アイテムがあります。実際にお店に行って、お気に入りの防災グッズを探してみましょう。

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荒木健太郎

雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・博士(学術)。1984年生まれ、茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、気象災害をもたらす雲の仕組みの研究に取り組んでいる。映画『天気の子』気象監修。『情熱大陸』『ドラえもん』『マツコの知らない世界』など出演多数。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズ、『空となかよくなる天気の写真えほん』シリーズ、『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』、『世界でいちばん素敵な雲の教室』、『雲を愛する技術』など多数。

荒木健太郎著『すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑』(KADOKAWA)

『すごすぎる図鑑シリーズ』今回のテーマは、自然災害と防災。災害が起こるしくみを知り、できるかぎりの備えにつなげる一冊。

近年、日本では「異常気象」と言われるような豪雨や台風、大雪などによる災害が頻発しているうえ、猛暑もいまや災害級と言われるまでになっています。さらには2024年の能登半島地震につづき、南海トラフ地震や首都直下地震、富士山の噴火など今後大きな災害が起こることも想定されています。

本書では、気象学者の荒木健太郎氏が、それらの現象が起こるしくみを科学的かつわかりやすく説明。「避難所で気をつけることは?」「津波の情報はどう活用すべきか?」など、具体的な対策と備えを詳しく紹介しています。正しい知識を身につけることによってさらに防災意識を高めましょう。