できる子ほど宿題を後回しにする理由とは? 元教員が教える、子どもが「やる意味」を求める心理

熱海康太
2026.03.11 01:02 2026.03.11 19:00

宿題をやらないでスマホで遊ぶ小学生の男の子

塾の宿題はこなせるのに、学校の宿題だけまったく手がつかない。そんな子どもに悩む親は少なくありません。実は、これは「やる気」の問題ではなく、「意味が見えない」「どこから始めるかわからない」という認知の問題であることが多いのです。元公立学校教員で、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、宿題に手がつかない子どもの心理と、親ができる具体的な働きかけを解説します。

宿題は「意味のわからないタスク」

勉強中に頭を抱える小学生の女の子

授業で習ったことをなぜ家でもう一度やるのか。塾でとっくに先の内容を学んでいるのに、なぜ今さら基礎問題を繰り返すのか。R君のような子にとって、宿題は

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi