高校生「成績が伸びる子」と「伸び悩む子」の違い さなぎが教える小さな進歩の見つけ方(思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる 第7回)

一般社団法人Raise,宮本さおり
2026.03.17 11:16 2026.03.17 12:00

教室で勉強する男子学生

「塾や予備校の費用も安くないのに、いっこうに成績が上がらない……」高校生のお子さんを持つ親御さんにとって、これほど不安で、出口の見えない悩みはありません。

ですが、都立高校の教員として多くの子を見てきた生き物ナビゲーターの岡幸子先生は、「親にしかできない、とっておきのサポートがある」と言います。成績が伸びる子と伸び悩む子の間にある、ほんの少しの「解釈」の違い。

そして、まだ”さなぎ”の中にいるお子さんの内側で、今まさに起きている変化とは。
親子で曇った視界を晴らすための、具体的なヒントをお聞きしました。

「思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる」
聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり

小さな進歩を見逃さない

勉強に苦戦する男の子

都立高校の教員時代、成績の伸び悩みを抱えるお子さんを私も何人も見てきました。高校生ともなると、親御さんも塾を勧めることくらいしかできないということも。でも実は、親御さんにもできるサポートがあります。特に、本人が「成績を上げたい」と思っている時には、ほんの少しのサポートが役立つことがあります。

お子さんが「成績が上がらなくて……」と話しかけてきたときには、

岡幸子

「思春期子育てコーチ」『けなげに生きぬくいきもの図鑑』(実教出版)著者。元高校生物教師。36年間で9,000人以上の生徒と保護者に関わってきた。NHK教育テレビ「高校講座生物」の講師を25年間務め、教科書も執筆。現在は、子育てコーチとして不登校・親子関係の悩みなどに寄りそう活動を続けるほか、生き物に学ぶ講演活動をしている。お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。