授業参観で「はしゃぐ子」と「黙る子」は何が違う? 元教師が教える子どもが発している意外なメッセージ

授業参観の日だけ張り切る子、逆に静かになってしまう子。どちらも「問題」ではなく、親のことを深く意識しているサインです。元公立学校教員で、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、参観日に子どもの様子が変わる心理と、親が伝えるべきたった一つのメッセージを解説します。
参観日だけ別人になる子どもたち

小学2年生のW君の担任の先生から、授業参観の後に電話がかかってきました。「今日のW君は素晴らしかったです。積極的に手を挙げて、すごく張り切っていましたよ」と。母親は喜びました。でも次の日、学校から帰ってきたW君の様子はいつもと変わらず、ぼんやりしていて宿題にも手がつきません。
隣のクラスのE子さんの場合は逆でした。普段は活発で発言も多いのに、授業参観の日だけ静かで発言しようとしない。帰宅後「参観に行ったよ。緊張してた?」と聞くと「見られてるのがちょっと…」と答えました。
まったく逆の反応。でも教育学的な視点で見ると、この二つは実は同じ心理から来ているといえます。






























