ゲームのボイスチャットで罵倒され続けた小5息子…父親が「一緒にやった」ことで見えてきたもの

元公立学校教員として教育現場を知り尽くし、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「子どもの世界に親が入ることで、説教では届かない言葉が生まれる」と語る。オンラインゲームで罵倒され続けた小5の息子に、父親が選んだのは叱ることでも禁止することでもなく、「一緒にやる」というたった一つの行動だった。
「何も感じなくなった」という言葉

小学5年生のユウト(仮名)は、オンラインゲームでボイスチャットを使い始めた頃から、少しずつ口数が減っていった。父親の裕二さん(仮名)が気づいたのは、ゲームの最中にユウトが突然ヘッドセットを外して黙ってしまう場面が増えたことだった。夕食のときも会話が減り、学校の話もあまりしなくなっていた。
ある夜、裕二さんがゲーム部屋に入ると、スピーカーから相手の声が聞こえた。






























