私は、 小1の男の子と、4歳の女の子の母です。 今、とっても子育てが怖いんです。

 

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食事、トイレ、排便、あいさつ、どれひとつとしてまともにできていません。 これは、母親の私の性格が影響しているんだな・・・と、 感じてきました。毎日、毎日ごはん、うんちを嫌がるたびに、夫に「何やってんだ、子供の躾もできねえで!母親の資格ねー!」と怒られっぱなしです。

 

自分の性格と言えば、話すのが苦手、何をしても人より手が遅く、のんびりや、本人は、頑張って動くんだけどやっぱり遅い、上手くいかない、はっきり言って情けなく近所の人にもその子ども達にもそっぽむかれてます。ほんとに・・とほほです・・何でも出来る夫に子ども置いて出たほうが良いのかなと本気で考えたこともあります。こんな私は、どう接したらよいですか。(36歳、女性、主婦)

 


孝子先生からのアドバイス


ご自分でおっしゃるほど、そんなに駄目なお母さんではないと思いますよ。あんまりご自分をせめないで・・・・。お母さんは、立派な大人です。でも、お母さんとしては、まだ、7歳なんです。誰だって、思うようにいかない・・・だから、悩み、苦しむ・・・でも、その分、うれしいことも楽しいこともある。だから、母親業は大変かもしれませんが、一番やりがいのあるお仕事なんです。

 

お子さんだって、マイナス面だけでなく、プラス面がたくさんあるはず。短所を直そう、変えようとするよりも、長所をたくさん見出すことの方が、ずっと良い子育てができます。また、短所を変えようとするのではなく、短所として受け入れた上で、どういう子育てをしていくかを考えていくほうが良いでしょう。 短所はあっていいんです。人間、長所ばかりでしたら、おごりたかぶるようになってしまいます。長所があ り、短所がある。だからこそ、 人間は、お互い、認め合い、協力しあいながら、共生を学んでいくのです。


ご自分のいいところさがしやお子さんのいいところさがしをしましょう。そのことに自信を持ちながら、笑顔で過ごしましょうよ。お母さんは、きっと、良い子育てがしたいという前向きでキラキラ輝いているお母さんですよ。だからこそ、相談してくださっているのです。お母さん、大丈夫。今、子育てしていることに自信をもって! 逃げないでがんばりましょう。

 


 

斉藤孝子

さいとう たかこ
1963年生まれ。現在、 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。

1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。
各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。
かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載中。
「幼児は表現の天才」(アドア出版)「母と子と先生と」(創教出版)「生き方の原理原則を教える道徳教育」(明治図書)などにも執筆。2児の母。