『PHPのびのび子育て』10月号で、娘をうまく甘えさえられないという相談にアドバイスをいただいた者です。とても気持ちが楽になりました。ありがとうございます。今回は自分の心の持ち方について質問したいと思います。

 

私は夫の両親とは同居し、私の実家も近所のため、小3の娘と下の弟2人を預かってもらうこともしばしばです。夫も子育てには協力的です。とても恵ま れているのに、私はいくら言ってもダメな娘を罵倒したり、叩いたり、時には蹴ってしまうこともありました。ダメな自分を反省しながらも繰り返してしまいます。

 

子どもの虐待死などをニュースで見ると胸が張り裂ける思いですが、これは誰にでも隣り合う身近な問題なのではとも感じます。

 

こんなふうに思う私は、心が弱いのでしょうか?

 

(青森県・主婦・36歳)

 

 

 

 

愛子先生からのアドバイス

 

まずは深呼吸と意識づけで、気持ちと行動を変えましょう

あなたの悩みは心の弱さに原因があるのではなく、悪いところに目がいってしまう考え方の癖に原因があるように感じます。例えば「ダメな娘」「ダメな 自分」とおっしゃっていますね? 最初からダメな子もダメな人もいません。自分でそう決めつけてしまい、お子さんとあなた自身のいいところを見ようとして いないのではありませんか? 言葉で人はつくられていきます。ネガティブ思考にならないように気持ちと行動を少しずつ変えてみましょう。

 

「今日1日、喜びを生み出せますように」

まずは、毎朝深呼吸をし、お日さまに向かって「今日1日、子どもに怒らず、お互い心おだやかに過ごせますように」とエレガントで美しいご自分の笑顔 を強くイメージしながら言葉で意識づけしてみてください。そして少しでもできたら、ぜひご自分をほめてください。寝る前には「いつもと違う接し方ができ た。いいところ探しができた」と口に出して言いましょう。すると、お気持ちはどんどん楽になっていきます。幸せな家庭を保っている人たちは、どんな状況で も喜びを見つけ出し、喜びをつくり出して、それを与え続けているのです。強く願ったことは必ず実現するものです。

 

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高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研 修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 

 


 

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『PHPのびのび子育て』は未来を担う子どもたちの健全な成長と幸せを願って、発刊している月刊誌です。