5歳の娘は、夜10時を過ぎてもなかなか寝つきません。子守唄を歌ったり、絵本の読み聞かせをしたりしているのですが、寝ないのです。

 

娘は赤ちゃんの頃から寝ている時間が短かったため、あまり眠らなくても大丈夫な体質なのかな、とも思うのですが、幼稚園で十分に体を動かして遊んでいるのです。


最近は、なかなか眠らない娘にイライラして、叱って泣かせてしまうようになってしまいました。下に1歳の弟もいるため、その世話と家事もあるため、私も疲れているのかもしれません。どのようにすればうまく娘を寝かしつけることができるのでしょうか。

(熊本県・主婦・35歳)

 

 

愛子先生からのアドバイス

――寝るのが嫌な理由を聞き、あなたの気持ちを伝えましょう

 

お子さんの生活リズムをきちんとしようと努めていらっしゃるお気持ちは素晴らしいですね。基本的には朝しっかり元気に起きられているなら、早寝ができなくても問題はないと思いますが、イライラするのは逆効果ですから、寝かしつけようという気持ちをまず捨てましょう。そのうえで寝られない理由を考えてみてください。

 

1歳の弟がいるとのことですから、お嬢さんは「お母さんは弟ばかりに目が向いている」という気持ちを抱えており、「早く寝てしまうとお母さんと過ごす時間が少なくなる」と不安なのかもしれません。だとしたら、日中にお嬢さんと過ごす時間をもう少し増やし、「いいお姉ちゃんになった。ママはあなたが大好き」とべったり甘えさせてあげてみてください。

 

◎「ママと一緒に寝よう」

 

夜に「なんで寝るのが嫌なのかな?」と気持ちを聞いて、心の中をすっきりさせてあげてください。そして「ママは昼間忙しくて疲れているから早く寝たいの。10時には寝ないと、明日みんなのために元気に働けなくなっちゃうの」とご自身の気持ちを素直に伝えてみましょう。そして、「一緒に寝よう」と誘って、さっと布団に入って寝てしまうのもよいと思います。お母さんが寝る態勢をつくれば、お嬢さんも眠れると思いますよ。

 

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高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研 修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 


 

  

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