5歳6ヶ月の幼稚園児の母です。ここ一週間くらい今までで一番ひどい反抗期のような態度や行動に困ってます。
 

 

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何を言っても怒って返事をし口さえ聞いてくれない時もあります。私が返事しなかったり遅れると泣いて怒って手がつけられません。

私が今まで感情で叱ってきたせいだと思うのですが、将来の性格やいつまで続くのかと考えると毎日辛く、子どもが寝たあとで泣いている毎日です。

子どもと距離をおくことも考えたのですが、一緒にいる時はべったりで……。

なるべく怒らず1歳8ヶ月の妹より優先するようには気をつけているのですが、ほかに何かアドバイスがあれば教えてください。

(30歳、女性、パート)

 
◎孝子先生からのアドバイス◎

毎日辛くてお子さんが寝た後で泣いているというところを読んで、胸が痛くなりました。とってもつらいですよね。お母さんの気持ち、痛いほどわかるけれど、上のお子さんも気持ちがいろいろと揺れているのでしょうね。

 

お母さんは、感情で叱ってきたせいとありますが、それだけではなく、上のお子さんの気質などいろいろな要因がからみあって、行動にでているのだと思います。だから、あまり、ご自分を悲観されないほうがいいですよ。

 

ただ、私もそうでしたが、上のお子さんにはついつい厳しくなってしまったりしていませんか。妹より優先することよりも、やさしい言葉を上のお子さんは待っているのかもしれません。

 

あとは、スキンシップかな。お母さんの膝の上を、上のお子さんの特等席にしてあげてください。どうしても下のお子さんに手がかかる時期。お母さんに自分が愛されているのか、お子さんは不安になって、確認したいのでしょうね。それが、反対の困った行動としてあらわれているのでしょう。

 

「ちょっと待ってね。」とか「いい子にしていてね。」という言葉は禁句かな。お子さんが話しかけてきたら、どんな時でも、手を止めて、きちんと目を見て、「うんうん」と聞いてあげてくださいね。距離をおくなんて考えないでくださいね。お子さんは、お母さんを大好きだからこそ困った行動にでてしまっているだけになのですから。そんな上のお子さんの気持ちをたくさん受け止めてあげてくださいね。

 

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斉藤孝子 さいとう たかこ

1963年生まれ。 シングルエイジ教育研究会 主任研究員。
1990年から1992年の2年間、衛星チャンネルで公開授業を放映。各種雑誌での執筆の傍ら、幼稚園などの研修や教材開発を手がける。かぞくの雑誌「きらら」、シングルエイジ教育誌に連載。
『幼児は表現の天才』(アドア出版)、『母と子と先生と』(創教出版)、『生き方の原理原則を教える道徳教育』(明治図書)などにも執筆。2児の母。