叱られた時、男の子は笑ってごまかそうとしがち。でも、それには理由があります。

 

 

男子は緊張がピークに達すると、変な顔をしたくなります

 

叱られている時、子どもはごまかそうとします。ヘラヘラ笑ったり、「ブーッ」などと意味のないことを言ったり、変な顔をしたり。特に男の子は、場面の転換や緊張する場面がとても苦手です。夫婦間でも思い当たることはありませんか?ここ一番という時に、夫が席を外したり、ふざけたりして、「人が真面目に考えてるのに、なんであなたはいつもそうなの!」と頭にきたという女性は少なくないと思います。言い訳めいていますけれど、男ってそういうところがあるんです。緊張に耐えられなくて、その空気をどうにか打ち破ろうとして、ちょっとふざけてみる。それが余計に女性の怒りをかうという悪循環です。

 

子どもからすると、一方的に怒ってる人や叱ってる人と向き合っていると、「このまま、どこに連れて行かれるんだろう」と不安になるんですね。そこでバランスをとろうとする行為なんですが、怒っている側からすれば「ふざけるな」という話です。ただ、叱られている子どもがヘラヘラしているのは、彼らなりの処世術であることはわかってやってください。「ああ、バランスをとろうとしてるんだな」と思えば、カーッとなる気持ちも少しは鎮まるのではないでしょうか。

 

そのうえで、「今から大事なお話をするから、ちゃんと聞いてね」と、前置きをしてから話してあげてください。

 

その時、やはり落ち着いたトーンで話すことが大事です。すると、子どもは「あ、いつもとなにか違う」と察知するはずです。「いつもと違う」と思わせられたら、ふざけも収まり、話がスムーズに通るでしょう。

 

つい言ってしまう言葉...「なにを笑ってるの!」

こう言いかえてみて!...「今は、笑う時じゃなくてお話を聞く時」

 

 


 

【本書のご紹介】

 

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『男の子の自立を決めるお母さんの叱り方』

著者:小﨑恭弘(NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問)

 

「コミュニケーション力」「自分を愛する力」「やり抜く力」「楽しむ力」「耐える力」「助ける力」――叱り方を変えれば、男の子の自立に必要な6つの非認知能力が身につきます。