子育てで親がもっておきたい「3つの余裕」

東ちひろ

2.心の余裕

子どもは未完成な生き物です。そのため、お母さんが思いも寄らないことを次々としでかします。

すぐに子どもを怒鳴ってしまう人(イライラさん)は、イライラする自分を再認識し、すぐに不安になる人(ハラハラさん)は、まだ何も起こっていないうちから必要以上に不安感が増してしまいます。

これもわが子が体を張って、お母さんが改善に取り組むべき思考クセ・感情クセをさらに目立たせているためです。

心を変える必要はないと言いましたが、自分の思考クセ・感情クセにあまりにも不都合が感じられる場合は、なんでも話を聞いてくれるカウンセラーをさがしてみるのも、心の余裕をつくるひとつの方法です。

3.体力の余裕

子どもは大きくなってくると、お母さんよりも、よほど体力があります。体力に余裕がないと、もれなく心の余裕もなくしがちです。

そこで、子育て中に体力を増進させたいお母さんには、筋力トレーニングもよいのですが、漢方やサプリメントを取り入れることをおすすめします。

“お母さん業”はただでさえ忙しいので、時間も体力も使うトレーニングよりも、漢方やサプリメントめ助けを借りるほうが得策です。

「やればできるのに」を「できた!」に変えるお母さんの魔法の言葉』(PHP研究所)「家庭学習」「学校生活」「生活習慣」などのジャンルにおける38の具体的なケースに沿いながら、子どもの「やればできる」を「ホントにできた!」に変える方法を、わかりやすく解説します。