「電車で大はしゃぎする子ども」を落ち着かせるとっておきの一言
「商品」を「おもちゃ」に置き換えて説明する
購入していないものは、自分たちのものではないことを、まだ理解できない子どもがほとんど。そんな時は、なぜ触ってはいけないのかを言葉にしたい。自分のものではないこと、それと同時に、ほかの人にとっては大事なものだと、教えてあげると効果的!
「自分の大切なもの」という言葉を、子どもの具体的なおもちゃの名前に置き換えて言うと、未就学児でもわかってくれやすいです。うちは、「自分の大事なものを壊されたらどう思う?」で、たいてい納得してくれる。子どもは好奇心旺盛なので、気長に何度も伝えていきたい。
【もっとやる気にさせる応用フレーズ】
・ジロウだってお気に入りのおもちゃ、壊されたくないよね
・それは誰かの大事な食べ物だよ
お悩み3. 公共の場で、人に迷惑をかける
子どももいずれは社会生活で、他人と関わる機会が増えます。どうすれば人に迷惑をかけないように声かけできるでしょうか。
【言いがちフレーズ】
ほかの人に怒られるから音を切りなさい
【おすすめフレーズ】
ここはみんなが静かにする場所だから、音はなしにしようね
エリちゃんはゲームが大好き。誕生日に買ってもらったポータブルゲームを、お兄ちゃんのつき添いで来た病院にも持ってきました。得意げにゲームをするエリちゃん。
ただ、音が出るように設定したまま使っているため、待合室に音が鳴り響いています。困ったことに、エリちゃんは素知らぬ顔でゲームをしています。