日本の子どもはなぜ自己肯定感が低い? 原因は「親の10の言動」

宮崎直子

9.目立つなと指導する

「目立つことをしてはいけません」「人と同じようにしなさい」と言うのは、子どもに「あなたがあなたであることを止めなさい」と言っているようなものです。もともと子どもはそれぞれ異なる個性を持っています。子どものユニークさを認めてあげることが子どもの自己肯定感に繋がります。

10.減点法で見る

「どうしてあと5点がんばらなかったの?」「またここ間違っている」など、完璧な理想の子ども像を描き、そこから減点法で子どもを見ていないでしょうか?

減点法で子どもを見ると子どもはどんなに頑張っても自分を認めることができなくなります。子どもの存在そのものを認め愛し、できなかったところではなくできたところを認めて褒めてあげましょう。加点法で見ることで子どもの自己肯定感は育っていきます。


『鋼の自己肯定感』(かんき出版)
「自己肯定感は上がったり下がったりするものである」「自己肯定感は自信を付ければ上がる」「自己肯定感は生まれつきや性格で決まる」以上は全部、実は間違っています。自己肯定感は簡単な正しいワークをすることで、上げたままにすることができるのです。
24時間365日高いままにでき、決して屈することのない最強の「鋼の自己肯定感」を本書では全部教えます。