なぞなぞ「朝に食べられない2つのもの」は? 子どもがアメリカの地理を学べるクイズ
親子の暇つぶしの定番と言えば「なぞなぞ」ですが、出題する問題がマンネリ化しがちですよね。
そんな時は、日本人にはなじみのない「海外のなぞなぞを」取り入れてみてはいかがでしょうか。なかには「そんな答えアリなの!?」と突っ込みたくなるものもあり、盛り上がること間違いなしです。
旅行せずとも異国の文化を垣間見ることができる「世界のなぞなぞ」を、にしもとおさむさんのイラストでご紹介します。
※本稿は、にしもとおさむ著 『なぞなぞ世界一周』(世界文化社)から一部抜粋・編集したものです。
カナダ
世界で2番目に広い国で、日本の27倍くらいの広さです。一番北は北極に近く、冬はとても寒くなります。
カナダのなぞなぞ①
触ることもできるし、感じることもできる。大きさも形もないけれど、それでもたしかに そこにある。なあんだ?
カナダのなぞなぞ②
わたしは羽を使わず絹糸のあいだを歩き、そのあとにはからだの一部を残します。 わたしはだあれ?
カナダのなぞなぞ③
りんごのように丸く、 ポテトチップスのように平たく、目を2つもっているけれど、ちっとも見えない。なあんだ?
アメリカ(アメリカ合衆国)
日本を26個集めた広さの、大きな国です。映画や音楽、食べ物など、アメリカでうまれた たくさんのものが日本に広がり、暮らしの中ですっかりおなじみになっています。
アメリカのなぞなぞ①
いつも床の上にいる平べったいペットはなあに?
アメリカのなぞなぞ②
殻がないナッツは、なあに?
アメリカのなぞなぞ③
朝には食べることができない2つのものって、なあんだ?
アメリカのなぞなぞ④
上がったり下がったり曲がったり横にそれたりしているのに、じっとして動かないものは?
メキシコ
大昔から人が住み、大きな都市やピラミッドをつくりました。 タコスやトルティーヤなど、日本でもおなじみの料理があります。
メキシコのなぞなぞ①
針がいっぱいある小さな板。つかんだら、刺されてしまう。なあんだ?
メキシコのなぞなぞ②
松の木より背が高く、花の種より軽いものは?
メキシコのなぞなぞ③
糸を上手に紡いで、休みなしに働きづめ。ダンスのブーツを買ってあげるなら、4足必要。これなあんだ?
なぞなぞの答え
カナダ
①空気
②蜘蛛
③ボタン
アメリカ
①カーペット
②ドーナッツ
③昼ごはんと夜ごはん
④道
メキシコ
①さぼてん…メキシコでは さぼてんを サラダや フライに して たべます。うちわさぼてんの みは あまくて、くだものの ようです。
②煙
③蜘蛛
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世界各国で親しまれているなぞなぞを解きながら、旅をしていく構成です。ひとりでもみんなでも、楽しく遊びながら世界各国の地理や文化を学ぶことができます。
オリンピックやワールドカップなどの世界行事で芽吹いた世界への興味や、どんどん進むグローバル化で重視され続けている異文化理解へのサポートにぴったり。子どもたちが世界の文化へ楽しく目を向けることができる一冊です。