なぜ関西弁のおじさんが主役? 元保育士が描いた「子どもが読み返したくなる話」

nobico編集部

大阪出身で奈良県在住の人気絵本作家・岡田よしたかさんの最新作『フルーツパフェをちゅうもんしました』が発売されました。

関西弁を操るユーモア溢れるキャラクターと奇想天外なストーリーで知られる岡田さんの新作です。作者自身が「子どもたちに何度も読み返してもらえるような作品を目指した」と話しており、注目が高まっています。

関西出身ならではの関西弁を生かす

作家・岡田よしたかさんの最新作が、PHP研究所より発売されました。タイトルは『フルーツパフェをちゅうもんしました』。

フルーツパフェを注文したものの、次から次へと思い出す用事で、なかなか食べられない”忘れっぽいおじさん”の活躍を描いた作品です。作者の岡田さんは「子どもたちが何度も読み返してもらえるような作品を心がけています」と話しています。

保育園勤務の異色経歴

岡田さんは、デビュー前に保育園に勤務していた異色の経歴を持ちます。保育園での経験が、のちの作品作りに生かされているとされています。

2012年には第3回リブロ絵本大賞を受賞した『ちくわのわーさん』で注目を集めました。登場キャラクターが関西弁を話すユニークな設定が人気の理由の一つでした。

「『こんな人いたら面白いんちゃうか』と思って作った主人公が、今作の忘れんぼうおじさん”ヨージさん”です」(岡田さん)

結末を予想しながら読むのも一つの楽しみ方で、「子どもが何度でも読み返したくなるよう工夫しています」と岡田さんは語っています。

地元での読み聞かせで顔なじみ

出身地の大阪府内の小学校や幼稚園で講演を行うなど、精力的に読み聞かせ活動を続ける岡田さん。ハーモニカを吹くなどのエンターテインメント性の高いパフォーマンスで子どもたちを魅了しています。

「子どもの心に寄り添う関西弁のキャラクターと展開には、大人も楽しめる要素が詰まっています」(PHP研究所)

地元・関西出身の岡田さんの関西弁と奇想天外な発想が生きた作品に、地元でも高い関心が寄せられています。

フルーツパフェをちゅうもんしました

『フルーツパフェをちゅうもんしました」』(岡田よしたか作/PHP研究所刊

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