はじめての和式トイレでまさかの・・・親たちが実感した「小学校入学前にやった方がいいこと」

nobico編集部

大きな節目である小学校への入学。
保育園や幼稚園と生活が大きく変わり、親も子も戸惑うことが少なくありません。

新しい環境を前向きに楽しむために、入学前にやっておいた方がいいこととは?
先輩ママ・パパたちにアンケートを取り、役立つアドバイスをまとめてみました!

やって損はなし? 勉強の予習

■ひらがなの勉強
「学校に入り、お友達は字が書けるのに、うちの子はあまり書けなくて泣いてしまった思い出があるので」(ヘルメットさん・小1の親)

■英語の勉強
「アルファベットを知っている子と差が出たので前提知識としてやっておけばよかった」(あひとさん・小5の親)

最も多く上がったのが、勉強の予習に関する意見でした。とくにひらがな・英語は、入学時に子どもたちの間で差が現れやすいようです。子どもによっては自分と周りを比べて落ち込んでしまうことも。

生活習慣に苦労しがち

■早寝早起きの習慣をつける
「特に早起きに関しては、支度から朝食等あわただしい時間を過ごします。朝起きられなくなると、ぐずって準備に手間取ってしまうので、日々の習慣をつけておくことが大切です」(まんさん・小1の親)

■時間を見る癖をつける
「普段から時計を見る習慣があると良いと思います」(ちはママさん・小2の親)

■翌日の準備を自分でさせる
「準備を自分でできるようにしてなかったのでしばらく手伝わないといけなかったです。習慣にしておけばできたのになと思いました」(よまたけさん・小3の親)

生活習慣に関する意見も多く見られました。学校では「時間を守る」「自分のことを自分でやる」ことが今まで以上に求められるため、習慣が身についていないと苦労しそうです。

無視できない運動・体力面の差

■運動系の習い事
「集中力や、体力面で入学直後に差があり驚いた。幼稚園の頃から運動することを日常に取り入れておけば…と後悔した」(小豆もちさん・小4の親)

周りの子との体力差や、運動能力の差を感じる親御さんもいるようです。体力や技術が身につく習い事として、水泳を勧める声が多かったのも印象的でした。

意外な所に悩みのタネが……学校生活の落とし穴

■給食を時間内に食べ切る練習をする
「上の子が給食をさっさと食べられず苦戦した反省を活かして、下の子には給食の練習をさせた」(まちこさん・小3の親)

■和式トイレの使い方を教える
「見たことも無くはじめてで最初は床に両手を付いて利用していたみたいです。今の小学校に和式があること自体驚きでした!」(なみやさん・小1の親)

慣れない学校生活では、意外な所に落とし穴が。ちなみに、和式トイレがある学校は意外と多いようです。事前に使い方を教えてあげた方がよさそうですね……。

他にこんな意見も

■家族旅行をする
「小学校に入ると、平日はまず子供とおでかけすることができなくなるので、比較的時間の調整がしやすい入学前に家族旅行にたくさん行けてればなと思います」(ぼーたさん・小3の親)

■お友達の家に上がる時のマナーを教える
「小学生になると1人でお友達の家に行くことが増えました。幼稚園の頃は公園で遊ぶことが多かったので、お邪魔する時の挨拶を教え忘れていたことに気付きハッとしました」(スズさん・小2の親)

■特になし
「本人や学校から学校生活のフィードバックがあるので、それに対応すれば良いと思います。事前にあれこれ悩むのは精神衛生上、よろしくない。」(くらさん・小3の親)

意外にも、「もっと子どもと出かければよかった」という声がちらほら見られました。「未就学児は小学生よりもチケット代などのお金がかからない」というアドバイスも。

事前にあれこれ悩む必要はない、という声があったのも印象的でした。

参考にしつつも、子どものペースを大切に!

多くの先輩ママ・パパが、勉強や生活習慣の大切さを感じているようでした。
思うようにいかず悩む我が子を見ると、「事前にやっておけば」と親も後悔してしまうかもしれません。

しかし、全てを完璧に準備することはきっと不可能です。
子どものペースを大切に、「できそうだったらチャレンジする」くらいの気楽さでいたほうがいいかもしれません。

できないことの多くは、入学後、徐々に身についてくるもの。
アドバイスを参考にしつつも、子どもの力を信じて、今この時を大切に過ごしていただけたら……と感じました。

アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!