どっちが多い? 夏休みの宿題を手伝う親・手伝わない親
夏休みといえば、避けて通れないのが膨大な量の宿題。ドリルに読書感想文、そして頭を悩ます自由研究など、これらを計画的にこなすのは、子どもたちにとって大変な試練なのではないでしょうか。
そこで気になるのが、「親は夏休みの宿題を手伝うべきか?見守るべきか?」です。
小学生以上のお子さんを持つ保護者の皆さんに、アンケートを取ってみました。
結果はこちら!
手伝う派…53.2%(33票)
手伝わない派…46.8%(29票)
僅差ではありますが、子どもの宿題を手伝う親の方が若干多いことが分かりました。
それぞれの理由を見てみましょう!
手伝う派の声
■手伝わないと終わらないだけの量があるから。
本人に「スケジュールをたてよう」と言っても、スケジュールの立て方がわからないようだから。
そもそも宿題が親子でやることが前提(問題集の解答もついており親が添削すること)になっているため
(yasuhoseさん・小6の親)
■手伝うと言っても100%ではない。夏休みの勉強の進め方や声がけなどあくまでもサポートに徹する。基本は子供が主軸になって動いて貰う。
低学年で管理が難しいものは一緒に確認しながらこなしていく。
(ゆいさん・小2、小5の親)
■子供だけでは、なかなかはかどらなくて、見ていてイライラするから。
後、一向に取り組む気配がないから、呼びかけて、その流れで一緒にやる事になりますね。
(ももぱみぱんさん・小5の親)
■本当は手伝いたくありませんし、子供のためにならないと思います。
ただ、息子は小学2年生なので、宿題を進める段取りや分からない点はやはり親のフォローが必要と感じます。
低学年はフォローし、高学年はフォローしない方針です。
(まんさん・小2の親)
「量が多い」「段取りを立てるのが難しい」といった理由で、大人のサポートの必要性を感じる方が多いようです。特に低学年だと、子どもだけで宿題を計画的にこなすのは難しそうですね。
「親はあくまでサポート」という意見が多い中、「言ってもやらないので仕方なく」という声もちらほらありました。
手伝わない派の声
■本人の自立心を高めるためです
(えいいちさん・小1の親)
■自分で計画的に行うことが、将来役立つから
(まぐれボーイさん・中2の親)
■手伝いません。宿題を親に頼るということに反対です。宿題は自分ひとりの力でやりなさいと言います
(けいこまりさん・小3の親)
■一度手伝ってしまったらその後も甘えるだろうとわかる性格なので手伝いません。ただ宿題しなさいと言ってもなかなか行動にうつさないので、言い方を変えてやるように方向づけをしています。
(ザックさん・小3)
■何も言わなくても勝手に終わらせてます・・・びっくり。
(ふくタローさん・小6の親)
■子供も成長して、下手に口を出すと断然不機嫌になってしまうので。
(あんなさん・小2の親)
手伝わない派は、子ども自身の自立や学びを重視するコメントが目立ちました。もし宿題が終わらなかったとしても、それはそれで子どもにとって学びになるかもしれません。
中にはふくタローさんのお子さんのように、親が何も言わずとも宿題を終わらせる強者も!
子供の年齢や個性にもよる?
手伝う派は子どもの現状の能力や宿題の量を考慮し、手伝わない派は子どもの自立心や責任感を育てることを重視する結果となりました。
宿題を手伝うか手伝わないかは、子どもの年齢や個性、宿題の量によっても判断が変わりそうですね。
夏休みの宿題に親がどう関わっていくかは悩むところですが、この記事がヒントになったら幸いです。
アンケートにお答えくださったみなさま、ありがとうございました!