この問題が解けますか? 東大生が考えた「小学生が英語好きになるクイズ」
英語の勉強をさせたい。でも、子どもが全然乗り気じゃない。熱が入っているのは親ばかり…。そんな「子どもがどうすれば楽しく英語学習を続けられるか」の悩みを解決するヒントとなりそうな書籍くもん出版から発売された『小学英語 クイズ&パズル100: 英語で遊んで、英語が好きになる!』をご紹介します。
遊びながら学べる! 100問のクイズ&パズル
この本は、現役東大生たちが作った100問のクイズとパズルで構成されています。「英語で遊んで英語が好きになる」をコンセプトに、レベル1からレベル3まで段階的に難易度が上がっていく仕組みです。
ページをめくるごとにアルファベットや英単語の問題のレベルが少しずつ上がっていくので、お子さんの成長を実感しながら楽しく学習できます。さらに、小学校の授業でも出てくる英単語約350語が学べるという、実用性も兼ね備えた内容になっているんです。
レベル1のスタートはアルファベットから。
徐々に難易度が上がっていきますが、そのぶんパズルとしての面白さも高まってきます。
レベル3は大人でも苦戦する? 楽しんで英語に触れられる工夫が随所に散りばめられています。
逆転合格の東大生たちが作った教材
著者である「東大カルペ・ディエム」は、貧困家庭でバイトをしながら東大に合格した学生や、地方公立高校から東大模試1位になった学生など、「逆転合格」を果たした東大生たちが集まっている企業です。
東大カルペ・ディエムでは、東大生300人以上を調査して画期的な勉強法を生み出したり、漫画『ドラゴン桜2』の編集に携わったりと、教育界で注目の存在。全国20校以上でワークショップや講演会を行い、年間1000人以上の学生に勉強法を教えています。
偏差値35から東大へ!西岡壱誠さんが監修
本書の監修を務めたのは、東大カルペ・ディエムの代表取締役社長、西岡壱誠さん。西岡さんは、偏差値35から東大合格を果たした逆転合格の象徴的存在です。
2浪して3年目に勉強法を見直し、偏差値70、東大模試で全国4位にまで上り詰めた経験の持ち主。東大入学後は『ドラゴン桜2』の編集やTBSドラマ「ドラゴン桜」の脚本監修を担当。『東大読書』シリーズなど、著書も多数出版されています。
そんな西岡さんに、本書についてお話を伺いました。
――本書を作る上で特に工夫した点は何でしょうか?
西岡さん「やはり、本当に英語を知らない状態から、『楽しい』と思ってもらえるところまで持っていくのが大変でした。アルファベットの形から楽しんでもらって、普段目に見えている形式に入っている英語までをうまく問題に落とし込んで作りました」
――英語学習のコツについて、アドバイスをいただけますか?
西岡さん「英語学習で大事なのは、身の回りの英語も含めて勉強することだと思います。『英語が苦手!』と言っている人でも、『今日はランチに行こう』と言って通じるわけです。カタカナ語がこんなにありふれているのだから、そこから英語を学んだ方が得なわけです。その部分をしっかりと問題に落とし込む工夫をしました」
「勉強」じゃなく「遊び」感覚で
本の前書きには、こんなメッセージが。
「英語のパズルやクイズで遊ぶと、英語が楽しくなります。楽しいから好きになって、自然と得意になっていくんです」
マンガや謎解き、ゲームなど、子どもが好きな要素がたくさん。勉強じゃなくて、遊び感覚で英語に触れられるよう工夫されているんですね。
『小学英語 クイズ&パズル100』は、お子さんの英語学習に新しい可能性を開いてくれそうです。「英語やりなさい」と言わなくても、自分から取り組みたくなる、そんな教材かもしれません。
今までの英語学習に行き詰まりを感じていた方、新しいアプローチを探していた方、この機会に試してみてはいかがでしょうか? お子さんと一緒に楽しみながら、英語力アップの第一歩を踏み出せるかもしれませんよ。
Q87の回答はこちら
『小学英語 クイズ&パズル100 英語で遊んで、英語が好きになる!』(東大カルペ・ディエム 著、西岡壱誠 監修、くもん出版)
小学生のための、英語でクイズとパズルが楽しめる1冊!
現役東大生が作った、おもしろ&英語力アップの問題が全100問!!
アルファベットの問題からスタートして、少しずつレベルアップしていきます。
英単語を知らなくても、ヒントがあるから大丈夫!
考える楽しさを味わいながら、クイズやパズルを解き進める中で、小学校で学ぶ英語に無理なく楽しく親しむことができます