もしかして発達障害? 3歳児検診で親は「違和感」をどう伝えた?(第2話)

河原崎美香
2025.01.29 17:14 2025.01.31 07:00

サッカーボールを追いかける3歳の子※写真はイメージです

私は、3人の子ども(小学2年生の男の子・年中の女の子・2歳児)を育てる保育士ライターです。小学2年生の長男は軽度発達障害で、今は支援級に在籍しています。今回は、3歳児健診での様子についてお伝えしたいと思います。(連載「もしかしてうちの子、発達障害!?」連載2話) 

保健師さんに「発達の気になる点」をしっかり伝えるためにしたこと

※写真はイメージです

これまで、保育士として働いている中で「ちょっと気になる」と思っていても、問診の時に担当された保健師さんによっては「すでに、保育園や幼稚園プレなどの集団で生活しているのであれば、もう少し様子を見てもいいのでは?」と言われてそのまま3歳児健診を終えてしまうという、ケースも聞いていました。

発達の気になる点をきちんと伝えて通常の検査のあとに心理相談の部屋へ案内してもらいたいと考えていたため、事前の問診表に

・言葉がゆっくり
・集団に入りにくい
・突発的な行動を起こすことがあり、止められない
・説明しても見通しをもって行動できない

など「これは、気になるな」と思われそうな特徴を前面に出して書くようにしました。

泣き叫ぶ3歳児を抱えて…コンディション最悪の当日

河原崎美香

河原崎美香

公務員保育士として勤務。長女の産休と共に公務員を退職し、民間保育園の非常勤職員。長男の発達の遅れを指摘され、療育の送迎など行うため週3日勤務のパート保育士へ変更。同時に保育士ライターの道に進む。