療育を見学したママ保育士が初めて知った「保育園との決定的な違い」とは?(もしかしてうちの子、発達障害!? 第6話)

河原崎美香

私は、3人の子ども(長男小3、長女年長、次男年少)を育てる保育士ライターです。小学3年生の長男は軽度発達障害で、今は支援級に在籍しています。今回は、私が『療育』に関して感じていたことをお伝えします。(連載「もしかしてうちの子、発達障害!?」第6回、写真はすべてイメージです)

選ぶ余地がなくなった療育先

児童相談所での発達検査の際、心理士さんから「息子さんの雰囲気ですと、Aの事業所があっているかなと思います」と案内された施設。

このAという療育の事業所は、保育士の友人が担任している子どもの様子を見に行った事業所で「とても良い雰囲気で楽しそうだった。私が働きたいくらい」と言っていて印象がよかったことや、家からも近いということで迷わずAの事業所を第一希望にすることにしました。

第二希望は、家から少し離れるけれど送迎してくれるということで仕事の調整しなくてすみそうな新設されたBの事業所。Cの事業所は、名前をよく聞く療育の老舗と言われる施設でしたが、家から離れているので第三希望とすることにしました。