「I(アイ)メッセージ」で「私」を主語に! 子どもの悩みを聞くときに気をつけたいポイント
小学生にもなると、友だちとのトラブルや学校での悩みなど、大人顔負けの問題も生まれてきます。何かあったときには親としてしっかり話を聞いてあげたいものの、どう聞けばよいのか悩むこともありますよね。そこで今回は、子どもが安心して悩みを話せるようになる聞き方のポイントや留意点を、現役小学校教員・柴田大翔さんとチェックしていきましょう。
まずは「話を聞くこと」に専念する
子どもの悩みを聞くときに、最も大切なのは「話を聞くこと」に徹する姿勢です。親としては早く解決してあげたい気持ちが強くなり、つい「どうしてそうなったの?」「それはこうすればよかったんじゃない?」と問い詰めたり、途中でアドバイスを挟んだりしてしまいがち。しかし親の一方的な意見は、子どもに「怒られるかも」「心配をかけるから話さないほうがいいかも」と思わせてしまう可能性があります。