「I(アイ)メッセージ」で「私」を主語に! 子どもの悩みを聞くときに気をつけたいポイント

藤平公平
2025.04.23 15:44 2025.04.24 12:00

見つめあう親子

小学生にもなると、友だちとのトラブルや学校での悩みなど、大人顔負けの問題も生まれてきます。何かあったときには親としてしっかり話を聞いてあげたいものの、どう聞けばよいのか悩むこともありますよね。そこで今回は、子どもが安心して悩みを話せるようになる聞き方のポイントや留意点を、現役小学校教員・柴田大翔さんとチェックしていきましょう。

まずは「話を聞くこと」に専念する

父親に支えられる男の子

子どもの悩みを聞くときに、最も大切なのは「話を聞くこと」に徹する姿勢です。親としては早く解決してあげたい気持ちが強くなり、つい「どうしてそうなったの?」「それはこうすればよかったんじゃない?」と問い詰めたり、途中でアドバイスを挟んだりしてしまいがち。しかし親の一方的な意見は、子どもに「怒られるかも」「心配をかけるから話さないほうがいいかも」と思わせてしまう可能性があります。

柴田大翔

大阪の現役小学校教員。2児の父親。「ギガ先生」の異名で、仕事と家庭を両立させる働き方をSNSやVoicyで発信中。著書に『今日から残業がなくなる!ギガ先生の定時で帰る50の方法』(学陽書房)、『小学校新卒からの3年間を華麗に乗り切る仕事術』(明治図書)などがある。
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