国立西洋美術館が絵本に!『西の魔女が死んだ』×『リサとガスパール』作者が紡ぐ物語とは?

nobico編集部
2025.08.06 16:56 2025.08.06 19:00

森のはずれの美術館の話

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2025年8月20日、東京・上野公園に位置する国立西洋美術館を題材にした絵本『森のはずれの美術館の話』(ブルーシープ株式会社)が全国書店で発売されます。

文章は『西の魔女が死んだ』の梨木香歩さん、絵は『リサとガスパール』のゲオルグ・ハレンスレーベンさんが手がけました。

国立西洋美術館とは?

国立西洋美術館は、東京・上野公園にある西洋美術専門の美術館。フランス政府から寄贈された「松方コレクション」をもとに、ルネサンス時代から20世紀半ばまでの絵画や彫刻、版画、素描などが展示されています。

ルノワールやピカソなど、誰もが一度は聞いたことのある有名な作家の作品もたくさん。西洋美術の歴史を一度に楽しめる美術館です。

親子で楽しめる二部構成

森のはずれの美術館の話

絵本『森のはずれの美術館の話』は2部構成。第1部は「電車に乗って美術館にきた ある母子の話」です。

森のはずれの美術館の話

ある日、美術館にきた男の子がお母さんとはぐれてしまうところから物語ははじまります。男の子が出会ったあひると印象的な瞳の女の子、謎めいた紳士は誰でしょうか? 

彼らに導かれ、やがて男の子は一枚の絵と出会い、不思議な交わりを体験することになります。

第2部「西洋美術館クロニクル」は、大人の読者に向けたエピローグとしてお楽しみいただける、数年後の未来を舞台にした物語です。

第1部は、小さなお子さんにもわかりやすく、読み聞かせにぴったりです。第2部は、子どもが成長したときに、改めて手に取って読みたくなる内容になっています。

国立西洋美術館限定の特別な表紙「昼」版も登場!

森のはずれの美術館の話

絵本『森のはずれの美術館の話』には、国立西洋美術館だけで手に入る特別な限定表紙「昼」版も用意されています。通常の「夜」版とは違った、明るく穏やかな美術館の雰囲気が表現されています。

美術館のミュージアムショップでしか手に入らない貴重な仕様なので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

親子の美術館デビューのきっかけに!

歴史ある建物とたくさんの名作で知られる国立西洋美術館。今回の絵本をきっかけに、親子でゆっくりと作品を見て感じる時間を楽しんでみませんか?

お子さんの感性を育てる一冊として、ぜひ手に取ってほしい絵本です。

発売・イベント情報

森のはずれの美術館の話

森のはずれの美術館の話(ブルーシープ)
梨木 香歩 (著)/ゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)

価格:税込2,200円
発売日:2025年8月20日(水)
先行販売:8月5日(火)国立西洋美術館ミュージアムショップ、8月4日(月)銀座・森岡書店にて

※銀座・森岡書店では、8月4日から8日まで絵本の出版記念展が開催されます

国立西洋美術館公式サイト:https://www.nmwa.go.jp/jp/
絵本公式ページ:https://bluesheep.jp/projects/morinohazure
森岡書店 ゲオルグ・ハレンスレーベン展:https://bluesheep.jp/projects/morinohazure_morioka/

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